岸 孝一KOICHI KISHI
【ハリアー研究所 代表顧問】
1960年3月関西大学・商学部を卒業、同年4月に会社勤務を経て62年4月に大阪学院大学高等学校教諭となる。 その後1968年~2001年3月まで淀之水高等学校教諭、その後、堺女子高等学校教諭として、また進路指導部長として38年間の指導活動を行う。 99年5月には大阪府教育功労賞(知事賞)受賞、その他、研究発表会講師として多数講演活動を行う。現在はハリアー研究所の代表顧問として就職指導のコンプライアンスに尽力する。
高卒用求人票は正直いって見ずらい、分かりずらいというのが率直な感想です。
しかし、きちんとチェックすべきはしっかりやっておいてほうが後で後悔しないですみますからね。
さて、ポイントは6つです。
一番は職種です。社会には様々な職種があり、その名称もいろいろです。
だから仕事内容はしっかりチェックすべきです。自分がやりたい仕事なのか、やれそうな仕事なのかを確認しましょう。 わからない文言が書いてあれば先生に質問してください。
次は就業場所のチェックです。しかしその前に自分が地元に就職するのか、県外に出るのか意思は決めておく必要があります。
まずは職種の次は就業場所で絞ったらしっかり求人票をチェックしましょう。
交替制勤務なのか、残業・休憩時間はどうか、休日は月何回休みなのか等の基本チェックを行いましょう。
月額の給料はいくらなのかは大事です。
手取額表記になっているのでチェックしやすいですね。
県外就職で寮に入る生徒は宿舎費のチェックは欠かさないようにしてください。
最初の2、3年は入寮かも知れませんがいずれ出ることを考えれば宿舎費チェックは大事です。
社会保険の完備や独立の宿舎の有無のチェックを行いましょう。
応募前職場見学の有無のもちろん、選考旅費の有無の確認もしてください。
選考方法に学科試験があれば当然、試験対策も万全に。
補足事項にどれだけしっかり情報が書いてあるかはポイントです。
研修制度や資格取得制度、 社員旅行やその他休みなど、詳しい情報が掲載されているので見逃さないことが大事。
入社パンフレットや会社ちらしで会社の雰囲気や社風をチェックしましょう。
求人票にホームページアドレスが載っていればそれもチェックです。
できるだけたくさんの情報を集めて自分の考えをまとめ、応募企業を絞り込りこんだら先生に相談しましょう。